前半のみの出場で2ゴールを挙げたC・ロナウド(中央) [写真]=Getty Images
国際親善試合が8日に行われ、ポルトガル代表とエストニア代表が対戦した。
ユーロ2016開幕を控え、最後のテストマッチに臨んだポルトガル代表。先発メンバーには、DFペペ(レアル・マドリード)やFWリカルド・クアレスマ(ベシクタシュ)、FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)らが名を連ねた。
均衡が破られたのは36分、先制したのはポルトガルだった。左サイド深くでボールを持ったクアレスマが右足アウトサイドでクロスを上げると、ファーサイドで待っていたC・ロナウドがヘディングシュートを決めてゴールネットを揺らした。
先制に成功したポルトガルは3分後、ペナルティーエリア左側でパスを受けたクアレスマが狙いすまして右足シュート。ボールは緩やかな軌道を描き、GKの頭上を越えてファーサイドのゴールネットへと届いた。クアレスマの鮮やかなループシュートでポルトガルが2-0とリードを広げた。
さらに45分、ポルトガルは敵陣右サイドでのパスカットからペナルティーエリア内で待っていたC・ロナウドへラストパス。少しバウンドしたボールを叩きつけるように合わせた背番号7が自陣2点目を決めた。前半は3-0で終了した。
後半開始時からポルトガルは2選手を交代。C・ロナウドとセドリック・ソアレスに代えてナニとヴィエイリーニャが投入された。後半もポルトガルのゴールラッシュは続く。まずは55分、クアレスマの右CKに反応したダニーロ・ペレイラが打点の高いヘディングシュートを決めて4点目。61分には右サイド深くまで攻めあがったクアレスマのクロスがゴール前で混戦となり、エストニアのオウンゴールを誘って5点目が決まった。
77分には、レナト・サンチェスからのパスを受けたクアレスマが自身2点目を記録。ペナルティーエリア右側に走り込むと、左側からのパスを右足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅へ決めた。そしてゴールラッシュの締めくくりは80分、右サイドから中央へカットインしたアンドレ・ゴメスの浮き球のパスにエデルが反応し、トラップからシュートを決めて7点目を奪った。
試合は7-0で終了。ポルトガルが圧勝し、ユーロ2016へ弾みをつけた。ポルトガルは同大会でグループFに所属し、14日の初戦でアイスランド、18日の第2戦でオーストリア、22日の第3戦でハンガリーと対戦する。
【スコア】
ポルトガル代表 7-0 エストニア代表
【得点者】
1-0 36分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
2-0 39分 リカルド・クアレスマ(ポルトガル代表)
3-0 45分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
4-0 55分 ダニーロ・ペレイラ(ポルトガル代表)
5-0 61分 オウンゴール(カロル・メッツ、エストニア代表)
6-0 77分 リカルド・クアレスマ(ポルトガル代表)
7-0 80分 エデル(ポルトガル代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト