2015年2月からロシアのウファでプレーするジンチェンコ(左) [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが来シーズンに向け着々と補強を進めている。先日、“スーパー・タレント”、“若きメッシ”とも言われる18歳のトルコ代表MFエムレ・モル(ノアシェラン/デンマーク)を950万ユーロ(約11億4000万円)で獲得したばかりだが、早くも次のターゲットに狙いを定めているようだ。
ドイツ紙『ビルト』は11日、ドルトムントがウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ(19)の獲得に動いていると報道。マンチェスター・Uやチェルシーなどビッグクラブへの移籍をチラつかせているアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの後釜としてリストアップされたと伝えている。
同紙は、現在ロシアのウファに所属するジンチェンコがウクライナでは「メガタレント」、「ウクライナの至宝」と呼ばれる逸材であることを紹介。10代ながら、すでにフル代表デビューも飾り、ユーロ2016でもメンバー入りを果たしている。なお、ウクライナ代表は12日のユーロ初戦でドイツ代表と対戦する。
『ビルト』紙によると、トーマス・トゥヘル監督がジンチェンコに強い興味を示しているという。だが、マンチェスター・Cなども獲得に乗り出しており、違約金は約600万ユーロ(約7億2000万円)程度になるようだ。
By サッカーキング編集部
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