C・ロナウド(左)がフィーゴ氏(右)の記録に並んだ [写真]=Getty Images
14日に行われたユーロ2016・グループステージ第1節、グループFではポルトガル代表とアイスランド代表が対戦して1-1の引き分けに終わった。
同試合にフル出場したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が、同国代表での通算出場試合数を「127」に伸ばし、ルイス・フィーゴ氏の持つ最多記録に並んだ。『UEFA.com』が伝えている。
C・ロナウドは2003年8月20日、カザフスタン代表との一戦に途中出場してポルトガル代表デビューを果たした。当時18歳で、交代の相手はフィーゴ氏だった。以降は順調に出場数を伸ばし、2012年10月16日の北アイルランド代表戦で通算100試合出場を達成した。ユーロ出場は今大会で4回目、ワールドカップは2006年のドイツ大会以降、3大会に出場している。
現時点でポルトガル代表の歴代出場試合数最多タイで並んでいるC・ロナウドとフィーゴ氏。『UEFA.com』は2人が互いの印象について以下のように語っていると伝えた。
C・ロナウドはフィーゴ氏について「子どもの頃はいつも、代表チームの中で目標にする選手を探していたんだ。僕が見つけたのはフィーゴとルイ・コスタ、フェルナンド・コウトの3人だよ。彼らに追いつくことを夢見て『彼らのようなプロになって代表でプレーしたい』といつも言っていたよ」と、目標の一人であったことを明かしている。
一方、フィーゴ氏はC・ロナウドについて「彼は代表に欠かせない重要な選手だ。世界最高の選手の一人で、最も高額な選手でもある。コンディションが最高の時に彼を止めることは不可能だね」と称賛。「ポルトガル代表よりもレアル・マドリードでのプレーの方が良いという見解には賛同できない。クラブと代表では全く異なるからね」と評している。
なお、C・ロナウドはポルトガル代表としての最多得点記録を更新中。127試合出場で58ゴールを挙げ、得点数2位のペドロ・パウレタ氏に11ゴール差をつけている。
ポルトガル代表の次戦は18日、オーストリア代表とパリで対戦。C・ロナウドの最多出場記録更新が懸かる一戦となる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト