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「200ポンドで帰国させよ」…不振の英代表MFを揶揄する募金活動が話題に

2016.06.18

ウェールズ戦では前半のみの出場で交代を命じられたスターリング [写真]=VI-Images via Getty Images

 16日に行われたユーロ2016・グループステージ第2節のウェールズ代表戦に先発出場し、前半のみでベンチに退いたMFラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)。決定機を外すなど精彩を欠いた同選手を帰国させようという名目で、イングランド代表のファンが募金サイト『Just Giving』にて募金活動を開始したことが話題となっている。17日付のイギリス紙『メトロ』などが報じた。

 同募金ページの開設者であるアーロン・バンフォードさんは17日、同サイトで『200ポンドでラヒームを帰国させよ』と見出しを掲げた。SNS上での拡散を経て、同日中に241名から1015ポンド(約15万円)の資金調達に成功。目標額の約5倍を集めた。

 同ページには「ろくなクロスも上げられない奴がウィングとして走る姿を見るのはもうこりごりだ。奴を帰国させよう。風を受けただけで転ぶ奴に文句を言うのはもうやめよう」と書かれている。スターリングのプレーを揶揄しているが、実際の募金はホスピス団体に寄付されるという。

 同ページが反響を呼んだことを受けてだろうか、バンフォードさんは追記欄に以下のように記している。

「スターリングにみんなの思いが伝わればと思う。もしかしたら、これから良いクロスを上げるようになるかもしれない。相手DFを抜き去ってゴールも決めるかもしれない。もっと言えば、彼自身が10ポンドを募金してくれるかもしれない。冗談抜きに、リヴァプール時代に相手DFを翻弄していたスターリングをイングランド代表でも見たいんだ」

 なお、同ページは29日間に渡って掲載される予定。今後のスターリングの動向や活躍次第で募金額が大きく膨らむ可能性も出てきている。

 イングランド代表は次戦、グループステージ第3節でスロヴァキア代表と対戦する。

By サッカーキング編集部

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