オーストリア戦でPKを失敗したC・ロナウド(中央) [写真]=Getty Images
ユーロ2016・グループステージ第2節が18日に行われ、グループFのポルトガル代表とオーストリア代表が対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。この試合でオーストリアサポーターがレアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに向けて発した野次が話題となっている。18日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
試合はポルトガルが攻勢に出る時間帯が続き、79分にはC・ロナウドが敵陣エリア内でオーストリア代表DFマルティン・ヒンテレッガーに倒されてPKを獲得。自らキッカーを務めたC・ロナウドがゴール左を狙ったが、ボールはポストを直撃して失敗に終わった。その後も得点は生まれず、ポルトガルは初戦のアイルランド戦に続いて2試合連続の引き分けとなった。
同紙によると、同試合中にオーストリアサポーターがC・ロナウドに痛烈な野次を飛ばしていたという。同選手が決定機を逃すたびに「メッシ、メッシ!」の大合唱を浴びせ、特にPK失敗の際にはこの試合で最も大きな盛り上がりを見せていたようだ。
ポルトガルは第2戦を終えて勝ち点2でグループFの3位。22日に行われる第3戦で決勝トーナメント進出をかけて首位のハンガリーと対戦する。一方、最下位に沈むオーストリアは同日、勝ち点2で2位につけるアイスランドとの一戦に臨む。
By サッカーキング編集部
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