一方的に攻撃を仕掛けるも得点を奪えなかったイングランド代表 [写真]=Getty Images
ユーロ2016・グループステージ第3節が20日に行われ、スロヴァキア代表とイングランド代表が対戦した。
前節で今大会初勝利を挙げた国同士の一戦。ともにグループステージ突破をかけての戦いを迎えた。スロヴァキアはスタメンにロシア代表戦で得点を挙げたMFマレク・ハムシクのほか、主将のDFマルティン・シュクルテル、MFユライ・クツカなどを起用した。
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対するイングランドは、スタメンを6名変更。FWジェイミー・ヴァーディやFWダニエル・スタリッジが今大会初の先発出場を果たした一方、ここまでの2試合でキャプテンマークを巻いていたFWウェイン・ルーニーらはベンチスタートとなった。
Six changes for @England.
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試合開始直後の6分、イングランドは右サイドを突破したナサニエル・クラインがクロスボールを供給すると、エリア内でヴァーディがボレーシュート放った。しかしこれはクロスバーの上へ外れる。
続く17分、ディフェンスラインの裏へ抜け出したヴァーディが、ジョーダン・ヘンダーソンからのロングフィードに追いつき、左足でシュート。しかしこれはGKマトゥーシュ・コザーチクが体を張ってセーブし、ゴールを死守した。
33分には、クラインが右サイドからグラウンダーのクロスを上げると、アダム・ララーナが右足でダイレクトシュートを放つが、GKコザーチクが何とか反応。ビッグセーブを見せ、チームを救った。結局、押し気味に試合を進めたイングランドだが得点は奪えず、0-0でハーフタイムを迎える。
後半が始まって53分、イングランドはピッチ中央でスタリッジがボールを持つと、エリア内へ走りこんだクラインへラストパス。そのままシュートに持ち込むが、これもGKコザーチクが何とか体でブロックし、得点を許さない。
なかなかネットを揺らせないイングランドは56分にルーニーを、60分にデレ・アリを投入する。
すると61分、イングランドがビッグチャンスを迎える。ヘンダーソンがエリア右から弾道の高いクロスボールを上げると、ファーサイドのアリがシュートを放った。しかしこれはDFシュクルテルが左足一本でボールに反応。何とかコースを変え、失点を阻止した。
1点が遠いイングランド。76分にはハリー・ケインを投入し、攻撃の活性化を図る。
すると83分、エリア手前でパスを受けたルーニーが左足でミドルシュート。しかしボールは枠の右へ外れた。
結局、イングランドは最後までスロヴァキアからゴールを奪えず、タイムアップ。0-0のスコアレスドローに終わった。同時刻に行われたロシア代表とウェールズ代表の対戦結果も踏まえ、スロヴァキアの3位とイングランドの2位が確定。イングランドは1勝2分けで決勝トーナメント進出となった。
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By サッカーキング編集部
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