ユーロ2016でプレーするウェイン・ルーニー [写真]=Getty Images
イングランド代表が27日に行われるユーロ2016決勝トーナメント1回戦のアイスランド代表戦に向けてPK練習を開始した。23日付のイギリス紙『デイリーメール』などが報じている。
イングランドは、前回オーストリアで行われたユーロ2008の準々決勝で、PK戦の末にイタリア代表に敗れた。その反省からイングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督は、決勝トーナメントでPK戦へ突入する可能性を考慮し、練習を開始しているという。
同試合で2人目のキッカーを務めたFWウェイン・ルーニーは、「前回大会のイタリア戦を覚えているよ。僕はいつも蹴る方向を決めているんだけど、あの時ブッフォンが指をさして、僕の蹴る方向が分かると言ってきたんだ」とイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとの対戦を振り返った。
実際はその後のPKを決めたルーニーだったが、その場面を「ナーバスな瞬間」と回想した。
イタリア戦時のキッカーで唯一今大会に参加しているルーニーは、「個人でやるよりも、もっとグループで練習するべきだよ」とより本番を想定して練習に励むことを強調。その上で、「僕はどの角にボールを蹴るかGKに伝えている。その方が決めるのが難しくなるからね」と独自の練習法についても明かした。
イングランドとアイスランドの一戦は27日にニースで開催される。
By サッカーキング編集部
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