ポーランド戦で同点ゴールをマークしたスイス代表MFシャキリ [写真]=AMA/Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が25日に行われ、スイス代表はPK戦の末にポーランド代表に敗れ、ベスト16で大会から姿を消した。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』がMFジェルダン・シャキリ(ストーク)のコメントを伝えている。
試合は39分にヤクブ・ブワシュチコフスキのゴールでポーランドが先制に成功。その後は1点を追うスイスが攻勢を強めると、終盤に差し掛かった82分、クロスボールのこぼれ球に反応したシャキリが左足オーバーヘッドでゴール右隅に沈め、同点に持ち込んだ。しかし、1-1のまま迎えたPK戦で、スイスはグラニト・ジャカが失敗。5人全員が成功させたポーランドがベスト8進出を果たした。
見事な同点弾を決め、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたシャキリは、「すごくいいゴールだったけど、最終的には、あまり関係なかったね。PK戦までもつれ込んだけど、僕らは負けてしまったから。でも、確かに素晴らしいゴールだった。スイス代表での得点は常に誇らしいものだよ」と、自身のゴールが素晴らしいものだったと喜びつつ、勝利に結びつかなかったことを悔やんでいる。
試合については、「終盤は僕らのほうがチャンスをつくっていた。2点目に迫ったけど、残念ながらそれができなかった。PK戦ではポーランドが運に恵まれたね。優れたチームを相手に、僕らはよく戦っていた。ビッグチャンスは1つも与えなかったんじゃないかな。相手より良かったし、勝ち上がるのにふさわしかったと思う」と、内容的にはポーランドを上回っていたとの見解を示した。
By サッカーキング編集部
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