レーヴ監督がキーマンに挙げたドイツ代表MFクロース [写真]=Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦でドイツ代表は26日にスロヴァキア代表と対戦する。試合を前に同国を率いるヨアヒム・レーヴ監督がコメントを残した。25日付のスペイン紙『マルカ』などが報じている。
グループステージ(GS)では第2節のポーランド代表戦でスコアレスドローに終わるも、2勝1分けの首位通過を果たしたドイツ。決勝トーナメント1回戦では初出場ながらGS突破を果たしたスロヴァキアと対戦する。
決戦を前にレーヴ監督は、MFトニ・クロース(レアル・ マドリード)の名前に挙げ、「彼が我々の行方の決定権を握る」とキーマンに指名した。
「彼のパスの質は重要である。そのプレーがチームに多くのものをもたらしてくれる」とクロースへの信頼を語ったレーヴ監督。「パズルにおける重要な役割を果たしている」とチーム戦術の中心に同選手がいることを強調した。
対戦相手のスロヴァキアに関しては、「彼らはスペースとチャンスをつぶしてくる。とても組織されたチームで、彼ら自身のペースも持っている。ポーランドを思い出させるよ」とコメント。無得点に抑えられたポーランドと共通点があるとした。
2014年のブラジル・ワールドカップを制した世界王者のドイツ代表。20年ぶりの欧州王者に輝くことができるのか。決勝トーナメント1回戦のスロヴァキア戦は26日にリールで行われる。
By サッカーキング編集部
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