試合終了後、娘と勝利を喜ぶMFベイル [写真]=Getty Images
ウェールズ代表は25日、ユーロ2016・決勝トーナメント1回戦で北アイルランド代表と対戦し、1-0で勝利した。試合後のMFギャレス・ベイル(レアル・マドリード)のコメントを、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えている。
英国同士の対決となった同試合では、両チームともにチャンスは作りながらも得点を奪えずに時間が経過した。75分に左サイドでボールを受けたベイルがゴール前に鋭いクロスを送ると、DFギャレス・マッコーリーの足に当たったボールはゴールマウスに転がり込んだ。オウンゴールで先制したウェールズはこの1点を守りきって勝利し、ベスト8に駒を進めている。
ベイルは「試合前から難しくなることは分かっていた。相手がどういうプレーをするのかも知っていたし、苦しい状況になると思っていた」と、接戦になった英国ダービーを振り返った。その上で「僕たちにはゲームプランがあった。ボールを回していれば、いい瞬間が訪れるとわかっていたんだ」とコメントしている。
今大会はこれまで3ゴールを挙げ、得点ランクでもトップに立っているベイル。北アイルランド戦ではこの数字を更新するには至らなかったが、相手のオウンゴールを誘発するクロスを供給し、勝利に大きく貢献した。ゴールシーンについては「幸運にもゴールネットを揺らすことができた。それで十分さ」と1-0の勝利に満足感を示した。
ベスト8へ進出したウェールズ代表は7月1日に、ハンガリー代表とベルギー代表の勝者と対決する。
By サッカーキング編集部
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