高度に組織化された集団サッカーでサプライズを起こしたハンガリーだが、ベスト16で力尽きた [写真]=Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が26日に行われ、ハンガリー代表はベルギー代表に0-4で完敗。サプライズとして大会を盛り上げてきたハンガリーは奮闘虚しく、ベスト16で力尽きた。
グループリーグでは、高い組織力をベースとしたカウンターサッカーで旋風を巻き起こしたハンガリーだったが、この試合では攻守に精彩を欠き、為す術なくベルギーの猛攻にさらされ完敗を喫した。
この試合でユーロ最年長出場記録を更新した40歳のGKガーボル・キラーイは「チームは全力を尽くしたよ。今日の試合はみんな疲れ切っていた。でも、チームメートは称賛に値すると思う。みんなポテンシャルを最大限に発揮してやり切ったからね」と試合を振り返り、コンディションに問題があったことを明かした。
また、「我々はグループリーグを首位で突破したのだから、間違いなく良い大会だった。僕もこの大舞台に立てたことを誇りに思う。ものすごく多くのサポーターに応援してもらった。国中の人たちが僕たちに声援を送ってくれたんだ。僕たちはすべての瞬間でユーロを楽しんだよ」と、ユーロで44年ぶりの勝利を挙げ、ベスト16まで勝ち進んだ今大会を総括した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト