スペインを破り、勝利の喜びを分かち合うキエッリーニ(左)とブッフォン(右) [写真]=AMA/Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が27日に行われ、イタリア代表はスペイン代表に2-0と快勝。2連覇中の王者を破り、準々決勝進出を決めた。
先制ゴールを決めて勝利に貢献したイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)が試合後、イタリアメディア『Sky』のインタビューに応じて喜びを語った。
キエッリーニは「まだ(大会は)始まったばかりで、これから重要なところを迎える。これでやっと2012年大会の“悔しさ”(決勝で0-4と大敗)を払拭することができた。スペイン代表は自分たちの天敵で、心の中に何かしら苦手意識を抱いていたんだ」と、前回大会決勝のリベンジを果たして喜びを噛みしめていた。
イタリア代表は33分に先制し、後半アディショナルタイムの追加点で勝利を決定付けた。キエッリーニは「もっと早く(2点目を決めて)試合を決めなければいけなかった。最後の時間は苦しんだけど、自分たちの最後尾には“地上に降り立った聖人”がいたよ」と振り返り、守護神として君臨したGKジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)を称えた。
イタリア代表は7月2日、準々決勝でドイツ代表と対戦する。キエッリーニは次戦を見据えて、「イタリア代表は守備とカウンターだけのチームではない。いつも言ってきたように、自分たちには長所と欠点がある。重要なのは謙虚さを保つことだ。今度は世界王者との対戦。良い結果を残し、素晴らしい戦いを披露したいと思っている」と意気込みを語っている。
By サッカーキング編集部
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