ファーディナンド氏(左)がユーロ敗退のイングランド代表を痛烈に批判 [写真]=AMA/Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が27日に行われ、イングランド代表はアイスランド代表に1-2と敗戦。逆転負けでベスト16敗退が決まった。
イギリスメディア『BBC』にてコメンテーターを務める元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が、母国の代表チームを痛烈に批判した。イギリス紙『デイリーメール』が27日に伝えている。
初出場のアイスランド代表に逆転負けを喫し、ベスト16で大会を去ることとなったイングランド代表。ロイ・ホジソン監督は辞任の意向を表明している。
ファーディナンド氏は「今までに観てきたイングランド代表の中で最も悪いパフォーマンスだった」と“史上最悪”と評してチームを批判し、ベスト16敗退という結果について「正直に言って恥ずかしい」と語った。
「選手たちは今夜、監督とともに屈した。私たちはプレミアリーグに世界最高のタレントが揃っていると信じているが、そうではない。外国人選手と外国人監督に依存しているんだ」
そしてファーディナンド氏は、ホジソン監督の選手選考にも疑問を呈した。「一体、どうすればジャック・ウィルシャーを選ぶことができるのだろうか。彼は今シーズン、141分間しかプレーしていないんだ。どうすれば彼がイングランド代表としてフィットできるとみなすことができるのだろうか」と、負傷明けのMFジャック・ウィルシャー(アーセナル)をユーロ2016のメンバーに招集した点について否定的な意見を述べていた。
By サッカーキング編集部
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