2009年にニューカッスルの指揮を執ったシアラー氏 [写真]=Newcastle Utd via Getty Images
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が27日に行われ、イングランド代表はアイスランド代表に1-2と敗戦。逆転負けでベスト16敗退が決まり、ロイ・ホジソン監督は辞任の意向を表明した。
イギリスメディア『BBC』にてコメンテーターを務める元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏が、イングランド代表の次期指揮官就任に意欲を示した。イギリス紙『デイリーメール』が27日に伝えている。
シアラー氏は「4、5年前にFA(イングランドサッカー協会)に行って『(監督を)やりたい』と言ったんだ」と明かし、当時のエピソードを披露した。
「私はこの仕事をできる。しかし彼ら(FA)は私を見て『あなたは経験不足だ』と言ったんだ。私は『あなたたちは経験豊富な人(監督)を雇い、大金を払ってきた。しかし私は、彼らより悪いようにはしない』と返したよ」
そして今回、ホジソン監督の辞任によってイングランド代表指揮官の座が空席になることを受けて、シアラー氏は就任の意向があるか問われると「全くもってそのとおりだ。彼ら(FA)に話をしようと思う。私の経験を提供したい」と、意欲を示していた。
シアラー氏は1970年生まれの45歳。選手時代はサウサンプトンとブラックバーン、ニューカッスルでプレーし、イングランド代表として活躍した。ユーロ1996では得点王に輝き、1998年のフランス・ワールドカップでは同国代表のキャプテンを務めた。選手として最後のシーズンとなった2005-06シーズンの終盤にはニューカッスルで監督代行を務め、7位でのフィニッシュに貢献。2009年には同クラブを率いた経験を持つ。
By サッカーキング編集部
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