レアル・マドリードに所属するC・ロナウド(左)とベイル(右)。ユーロ2016準決勝で激突する [写真]=Real Madrid via Getty Images
ウェールズ代表は6日、ユーロ2016準決勝でポルトガル代表と対戦する。この試合に向けてレアル・マドリードに所属するMFギャレス・ベイルが意気込みを語った。4日付のスペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
この試合で最も注目されているのが、レアル・マドリードに所属するベイルとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、クラブでは一緒にプレーする両エースの対決だ。ベイルは「クリスティアーノと僕の試合ではない、国と国との戦いなんだ」と、あくまで2つのチームが争う一戦だと強調した。
クラブでの関係については「クリスティアーノは素晴らしい選手だ。彼の隣でプレーするのが好きだし、マドリードではお互いのことを分かり合っているよ」とコメント。また、「彼がポルトガル代表として、どれだけのプレッシャーの中でプレーしているのかはわからない。僕は落ち着いてプレーするだけだよ。ただ、僕たち2人のどちらが優れているかなんて言うことはできないね」と続け、平常心で準決勝に臨みたいと語った。
4日の練習の一部を休んでいたベイル。それでも本人は「予定通りのことで、状態はいいよ。シーズンのこの時期になると、回復に少し長い時間がかかるんだ」と、心配はないと明言した。
最後に、決勝進出を懸けた一戦へ向けて「ファイナルに辿り着くためにここへやってきた。大会の初戦から変わらず懸命に戦ってきたんだ。これから起こることに向けて、一歩ずつ確実に近付いて行くよ」と、意気込みを口にした。
By サッカーキング編集部
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