ベルギー戦をもってスウェーデン代表を引退したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
ユーロ2016も、残すところあと3試合。すでに20カ国が敗退となっており、すでにフランスを後にしている。そこで今回は、ユーロ2016をもって代表チームからの引退を発表している5人の選手をまとめてみよう。
※2016年7月6日現在
■ズラタン・イブラヒモヴィッチ(スウェーデン代表)
生年月日:1981/10/03 (34歳)
ポジション:FW
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)→マンチェスター・U(イングランド)
代表記録:116試合62得点
グループステージ第3節のベルギー戦を前にして、今大会限りでの引退を明らかにしたイブラヒモヴィッチ。結局グループステージでの敗退が決まり、インスタグラムで正式に引退を発表した。リオデジャネイロ・オリンピックに向けた予備登録メンバーに入っていたイブラヒモヴィッチだが、同大会に参加しないことも明言している。スウェーデン代表であげた62得点はもちろん歴代最多記録だ。
■ダリヨ・スルナ(クロアチア代表)
生年月日:1982/05/01 (34歳)
ポジション:DF
所属クラブ:シャフタール(ウクライナ)
代表記録:134試合22得点
大会期間中に父親を亡くすというショッキングな出来事があったにもかかわらず、勇敢に戦ったスルナ。2002年の初招集から常に第一線で活躍し続けており、ユーロとワールドカップには計6度出場した。2006年W杯では日本と対戦。キャプテンとして長くクロアチアを支えてきたが、今大会限りでユニフォームを脱ぐこととなった。134試合出場は、同国の最多記録。
■クリスティアン・フクス(オーストリア代表)
It was an honour to play for & lead my country. Thanks to the staff, my teammates & the fans for their support 🇦🇹 pic.twitter.com/FfbRNBtctw
— Christian Fuchs (@FuchsOfficial) June 29, 2016
生年月日:1986/04/07 (30歳)
ポジション:DF
所属クラブ:レスター(イングランド)
代表記録:78試合1得点
オーストリア代表のキャプテンを務めるフックスは、30歳で代表チームからの引退を決意。グループステージの最終節、アイスランドに劇的な形で逆転ゴールを許したが、フックスにとってこの試合が代表ラストマッチとなってしまった。大会終了後、ツイッターで「自分自身の国でプレーし、キャプテンを務めることができて光栄だった」と記している。
■アンドレア・バルザーリ(イタリア代表)
Andrea Barzagli, Leonardo Bonucci & Giorgio Chiellini = Italy's 'BBC'. 💪 #ITA #EURO2016 pic.twitter.com/Hptpd8vZ4P
— UEFA EURO 2024 (@EURO2024) June 28, 2016
生年月日:1981/05/08 (35歳)
ポジション:DF
所属クラブ:ユヴェントス(イタリア)
代表記録:61試合0得点
イタリアの守備の要である“BBC”の一角バルザーリ。今大会では全5試合に先発出場しチームのベスト8進出に貢献していたが、ドイツとの試合でPK戦に敗れ、試合後のフラッシュインタビューでは、悔しさのあまり涙を堪えることができなかった。代表チームでの挑戦が終わった。本人は代表チームからの引退を考えているというが、新監督のジャンピエロ・ヴェントゥーラ氏は引き止めたい構えであるようだ。
■アンドレアス・イサクソン(スウェーデン代表)
生年月日:1981/10/03 (34歳)
ポジション:GK
所属クラブ:ガズムパシャ(トルコ)
代表記録:133試合0得点
2002年W杯からメンバー入りしているスウェーデンの守護神も、今大会をもって代表引退を決めたようだ。34歳になった現在もスウェーデンを代表するGKであり、予選、プレーオフ、グループステージとユーロ2016にまつわる全15試合でゴールマウスを守った。代表チームでの133試合出場は同国3位の記録。イブラヒモヴィッチとイサクソンが抜けたスウェーデン代表は、今後難しい時を過ごすことになるかもしれない。
(記事提供:Qoly)
By サッカーキング編集部
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