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2年前の目標を達成…ポルトガル代表指揮官「不可能なことなどない」

2016.07.07

ポルトガル代表を率いるサントス監督。就任当初の目標であったユーロ決勝進出を果たした [写真]=Getty Images

 ユーロ2016準決勝が6日に行われ、ポルトガル代表はウェールズ代表を2-0で下し、決勝進出を果たした。フェルナンド・サントス監督の試合後のコメントをUEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 ポルトガルは0-0のまま迎えた50分、クリスティアーノ・ロナウドが左からのクロスをヘディングで叩き込んで先制。3分後にはC・ロナウドのミドルシュートに反応したナニがゴール前でコースを変えてネットを揺らすと、このまま2-0で逃げ切った。

 サントス監督は「想定していた通りの難しい試合になったが、我々はクオリティで上回ることができた」と準決勝を振り返り、満足感を示した。

 そして、「2年前、サン・ドニの地で初めて(ポルトガル代表の)指揮を執った私は、ユーロで決勝に進出し、7月10日にサン・ドニへ戻ってくることを目標に設定した。幸運にも、順調にここまできたね」と就任当初の目標を達成したことを喜んだ。

 続けて、「あれから我々は成長し、より団結したチームになった。不可能なことなど何もないよ」と語る指揮官は、「我々は世界最強のチームではないが、弱いチームというわけでもない。自分たちが求めていることはわかっているし、相手の脅威を最小限に抑えられるよう、分析しなければね」とコメントしている。

 10日に行われる決勝戦では、フランス代表とドイツ代表の勝者が相手となる。サントス監督は、「大切なのはプレーすることではなく、勝利だ」と、内容よりも結果を最優先する姿勢を見せた。

By サッカーキング編集部

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