ユーロ2016準決勝が7日に行われ、ドイツ代表とフランス代表が対戦。FWアントワーヌ・グリエスマン(アトレティコ)の2ゴールでフランス代表が2-0と快勝し、決勝進出を決めた。
試合後、殊勲のグリエスマンが勝利とゴールの喜びを語った。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えている。
今大会でのゴール数を「6」に伸ばし、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されたグリエスマンは「ものすごく幸せだよ」と第一声。自国開催のユーロで決勝進出を決め、「これでようやく、7月10日(決勝)を夢見ることができるね。でも舞い上がってはいけない。明日からは決勝に向けての準備を始めるよ」と語った。
ドイツ代表戦では前半アディショナルタイムにPKを決め、72分にはこぼれ球に反応して追加点を記録した。グリエスマンは得点の場面を振り返って「大事な試合でPKを蹴りたいと思っていたんだ。蹴ると決めて、成功させることができた。本当に良かったよ。2ゴール目の場面は、GK(マヌエル・ノイアー)がミスをしてくれたらと思って構えていたら、ボールが足下に落ちてきたんだ。嬉しかったよ」と語った。
そして「皆がとても喜んでいる。ファンは試合前も試合中も素晴らしかった。決勝でも(今日の)雰囲気を再現したいね。そう願っているよ。皆、子どもみたいにはしゃいでいるね。国の皆が僕たちのことを応援してくれているから、彼らのために全力を尽くすつもりだ」と、地元のファンへメッセージを寄せた。
自国優勝に王手をかけたフランス代表。4大会ぶりの大会制覇へ、10日に行われる決勝ではポルトガル代表と対戦する。