フランスの決勝進出を喜ぶポグバ [写真]=Getty Images
ユーロ2016準決勝が7日に行われ、ドイツ代表とフランス代表が対戦。FWアントワーヌ・グリエスマン(アトレティコ・マドリード)の2ゴールでフランス代表が2-0と快勝し、決勝進出を決めた。
チームの2点目を演出したMFポール・ポグバ(ユヴェントス)が勝利の喜びを語った。同日付のフランス紙『レキップ』がコメントを伝えた。
フランスは2年前のブラジル・ワールドカップ準々決勝でドイツに0-1で屈し、敗退を余儀なくされた。今回そのリベンジを果たしたポグバは「本当に素晴らしく完璧なチームだよ。僕たちは2年前の試合を覚えていた。W杯準々決勝で敗れた試合をね。あの敗戦から復活して、成長して、より成熟したんだ」と敗戦がチームの成長のきっかけになったと振り返った。
試合はドイツに主導権を握られる格好となったが、チャンスを確実にモノにしての勝利に「今日は最高峰のチームを相手によく守ったと思う。すべて頭の中で想像していたことだけど、この結果に満足しているよ」と納得の結果だったという。
相手ペナルティエリア内でボールを奪い、フェイントからのクロスで得点を演出した場面については「クロスは合わなかったけど、そこにグリズ(グリエスマン)がいてくれた」とゴールを挙げたグリエスマンを称賛。「ヴェロドローム(マルセイユのスタジアム)で2-0という結果は素晴らしいよ」と改めて喜びを表した。
「目標、そして夢は優勝」と語るポグバは、「今夜はサッカーで最高の瞬間を味わえた。(決勝は)全力で戦いたい。優勝できたらダンスして祝おう」と決勝の舞台であるサン・ドニのスタッド・フランスで得意のダンスを披露すると誓った。
自国優勝に王手をかけたフランス代表。4大会ぶりの大会制覇へ、10日に行われる決勝ではポルトガル代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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