選手時代にユーロ2000を制したデシャン監督が、指揮官としても優勝を目指す [写真]=Getty Images
10日に行われるユーロ決勝でポルトガル代表と対戦するフランス代表。自国開催大会で優勝を果たした場合、同国代表のディディエ・デシャン監督は選手と指揮官、両方の立場で決勝に出場してユーロを制した史上初の人物となる。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えた。
7日に行われた準決勝では、2014年のブラジル・ワールドカップ王者であるドイツ代表を2-0で破ったフランス代表。地元ファンの声援を背に、ついに決勝の舞台まで到達した。10日に行われる決勝でポルトガル代表を破れば、4大会ぶり3回目のユーロ制覇となる。
デシャン監督は選手時代、キャプテンとして臨んだユーロ2000を制覇。2年前(1998年)のフランス・ワールドカップに続いての国際タイトル獲得を成し遂げた。そして今回、指揮官として大会制覇に王手をかけた。
なお、元西ドイツ代表のベルティ・フォクツ氏は選手としてユーロ1972優勝を経験し、ドイツ代表を率いてユーロ1996を制している。ただ同氏は、選手として臨んだユーロ1972決勝で出場機会を得ていなかった。
選手と指揮官、両方の立場で決勝に出場してユーロを制することになれば、デシャン監督が史上初となる。快挙達成なるか、注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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