ユーロで輝くグリエスマン…あのゴールパフォーマンスの由来とは?

グリエスマン

ドイツ戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献したFWグリエスマン [写真]=Getty Images

 いよいよ大詰めを迎えたユーロ2016で、開催国として決勝進出を果たしたフランス代表のエースを務めるFWアントワーヌ・グリエスマンが、自身のゴールパフォーマンスの由来を明らかにした。

 ゴールを決めた後、親指と小指を立てて手首を揺らすポーズを取るグリエスマン。これは元ブラジル代表のFWロナウジーニョのゴールパフォーマンスを思い起こさせるが、実際は何ら関係が無いという。現地8日に行われた会見に臨んだグリエスマンは、自身のゴールパフォーマンスはカナダ人ミュージシャンのドレイクを真似たものであることを説明した。

「あれはドレイクのホットライン・ブリングという曲のビデオクリップから取ったダンスなんだ。アトレティコ・マドリードでやり始めて以来、ずっとやってるのさ」

 ここまでチームメイトのFWオリヴィエ・ジルーおよびMFディミトリ・パイェ、決勝で対戦するポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドおよびFWナニら6選手を3ゴール上回る6ゴールを挙げ、1984年大会に9ゴールを挙げたミシェル・プラティニ氏以来となるフランス人得点王に王手を掛けているグリエスマン。しかし、アルバニア代表を2-0で下したグループリーグ第2節の90分に先制弾を決めた際と、アイルランド代表に2-1で勝利した決勝トーナメント1回戦の58分に同点弾決めた際は、思わずパフォーマンスを忘れてしまったとの失敗談を告白した。

「実は、今大会では2回もゴールパフォーマンスを忘れてしまった。アルバニア戦でゴールを決めた時は、本来やるべきはずのところ、あまりに興奮し過ぎてしまったんだ。また、アイルランド戦で1点目を決めた時も、まったく同じ事が起きてしまった。でも、直後に2点目を決めた時は、ちゃんと思い出してやったけどね」

 なお、自国優勝を狙うフランスと初制覇を目指すポルトガルが激突する決勝は、日本時間11日の午前4時キックオフ予定。

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