フランスとポルトガルのチームカラーに彩られたエッフェル塔。決勝では警官が配備される [写真]=Getty Images
10日に行われるユーロ2016決勝に向けて、試合が行われるフランスでは厳重な警戒態勢が敷かれるようだ。9日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
同紙によると、同試合のために動員される警察官の数は総勢6800人。試合会場のスタッド・ドゥ・フランスからエッフェル塔近くで開放されるファンゾーン、シャンゼリゼ通りに渡るまで、広範囲に配備されるという。
決勝の地である、パリ北部の位置するサン・ドニにあるスタッド・ドゥ・フランスには1300人の警察官、フランスあるいはポルトガルのサポーターが優勝に酔いしれると予想されるシャンゼリゼ通り付近には3400人が待機するようだ。また、エッフェル塔近くのファンゾーンには700人の警官が安全のためにパトロールを行う。
なお、1998年にフランスで行われたワールドカップでは、警察官がシャンゼリゼ通りを交通規制したが、今大会ではその予定はないという。
約1カ月間にわたって行われてきたユーロ2016もいよいよ残り1試合。10日の決勝で、開催国フランスとポルトガルが激突する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト