ユーロ決勝で左ひざを負傷したC・ロナウド [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
10日に行われたユーロ2016決勝で、ポルトガル代表がフランス代表を延長戦の末に1-0で破り、悲願の初優勝を果たした。同試合の前半途中に交代を強いられたポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)について、10日付のスペイン紙『マルカ』が負傷状況を報じている
C・ロナウドはフランス代表戦の立ち上がりに相手選手と交錯し、左ひざを負傷。テーピングを巻いてピッチに戻ったものの、プレー続行不可能となり、25分に交代を強いられた。
報道によると、ポルトガル代表のメディカルチームが初期診断を行った結果、C・ロナウドの負傷は左ひざ内側側副じん帯損傷と判明した。同選手は1カ月程度の離脱を強いられる見通しとなった。今後、精密検査を行って負傷状況の詳細が明らかになる模様だ。
レアル・マドリードは17日からカナダのモントリオールでキャンプを始める予定。新シーズン最初の公式戦は来月9日、UEFAスーパーカップとなる。チャンピオンズリーグ王者として、ヨーロッパリーグを制したセビージャと対戦。日本代表MF清武弘嗣のデビュー戦となるか注目の試合だが、C・ロナウドは欠場が濃厚となった。
キャプテンとして臨んだ今大会、ユーロ2004以来となる決勝進出を果たしたC・ロナウド。12年越しの悲願達成に向けて先発出場した決勝では負傷交代を強いられ、涙を浮かべながらピッチを後にすることとなったが、チームメイトの奮闘によって歓喜の瞬間を迎えることとなった。
By サッカーキング編集部
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