ユーロ2016優勝を喜ぶC・ロナウド(左)とエデル(右)[写真]=Getty Images
ユーロ2016の決勝が10日に行われ、ポルトガル代表が延長戦の末に1ー0でフランス代表を破り、同大会初優勝を飾った。決勝ゴールを決めたFWエデル(リール)が、同試合で負傷交代したFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)とのエピソードを明かしている。同日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
20分にひざの負傷によりC・ロナウドがピッチを去ったポルトガル。フランスに再三チャンスを作られながらも、ゴールを許さない。79分に途中交代で投入されたエデルは、延長戦に突入した109分に値千金の豪快なミドルシュートを叩き込んだ。この1点を守り切ったポルトガルは勝利し、悲願のタイトル獲得に至った。
エデルは「彼(C・ロナウド)が言ってきたんだ。決勝点は、お前が決めるだろうってね」と、エースからかけられた言葉を明かし、「彼が力をくれた。このエネルギーは重要なものだったよ」と、メッセージがゴールに繋がったとコメントしている。
現在はリーグ・アンのリールでプレーするエデル。所属クラブは公式Twitter上で「失望は大きい」とフランスの敗北への無念を明かした上で、「チームにこのようなアタッカーがいることは大きな誇り」と、同選手の活躍に喜びを示している。
By サッカーキング編集部
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