2012年大会に続きユーロ2016でも不発に終わったドイツ代表FWミュラー [写真]Anadolu Agency/Getty Images
ユーロ2016でノーゴールに終わったドイツ代表MFトーマス・ミュラーが、同大会における自らの働きについて、改めて口を開いた。
14日、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じた内容によると、ミュンヘン近郊モースイニングで行われたゴルフのチャリティーマッチに出席したミュラーは「FWとして起用されたフランス戦で、20分以上もボールに触ることができなかったという事実を、僕はしっかりと認めなければならない。チームの役に立てなかった」と語ったという。
また同選手は具体的な説明を求められると「いろんなところでボールを受けるために顔を出そうとしたが、中央のスペースをうまく使えなかった。だからチームを助けられなかった」とコメント。「全ての試合でゴールを決められなかった。パーセントにすれば100だね」と、自虐的に話している。
ただしミュラーは同時に、「フランスのように後ろに引きこもるべきだと思うかい? 僕たちはそのようなサッカーを目指してはいない。もちろん成功への道は複数ある。しかし試合を支配すれば、それだけ優勝の可能性は高まる」と、ドイツ代表が標榜するサッカーの方向性に間違いはないことを強調していた。
By サッカーキング編集部
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