ポルトガルの初優勝で幕を閉じたユーロ2016 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)が、今年6月から7月にかけてフランスで開催したユーロ2016の収益の一部を、同大会出場選手の所属クラブに分配することを発表した。同連盟の公式HP『UEFA.com』が6日に伝えている。
同HPによると、ユーロ2016で得た収益のうち、1億5000万ユーロ(約173億円)が各クラブに分配される。分配は、UEFAと欧州クラブ協会(ECA)が更新した覚書(MoU)で合意された内容に基づいている。
分配対象となるのは、UEFAに所属している計659クラブ。1億ユーロ(約115億円)をユーロ2016本大会に所属選手を送り込んだクラブに分配し、残りの5000万ユーロ(約58億円)は、本大会への出場権を得たかどうかを問わず、所属選手を予選に送り込んだクラブに支払われる。
大会ディレクターのジョルジョ・マルケッティ氏は「ヨーロッパの各クラブは、我々が主催する代表チームの大会の成功に欠かせない。ECAとの覚書に従って、ユーロ2016で得た収益のうち、かなりの額を選手を送り出したクラブに分配する。過去最多の600以上のクラブに支払いができるのは非常に良いことだ。分配金はきっと、ヨーロッパサッカーの発展を手助けしてくれるだろう」とコメントしている。
分配金を受け取るクラブ一覧と各クラブへの分配額は追って発表される予定となっている。
By サッカーキング編集部
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