マケドニア代表に快勝したスペイン代表 [写真]=UEFA via Getty Images
17日にU-21欧州選手権のグループステージ第1戦が行われ、スペイン代表とマケドニア代表が対戦した。
スペイン代表はマルコ・アセンシオ、デニス・スアレス、サウール・ニゲス、エクトル・ベジェリンらが先発出場。対するマケドニア代表には10番を背負う横浜F・マリノスのダビド・バブンスキーがトップ下の位置に入った。
試合序盤から攻勢を強めるスペインは10分に先制。左サイドを抜け出したホセ・ガヤが中央にクロスを送る。待ち構えていたニゲスが左足のオーバーヘッドで合わせると強烈なシュートがGKのファンブルを誘い、そのままゴール。ビューティフルゴールでスペインがリードした。
16分、スペインがリードを拡げる。中央やや左でボールを受けたアセンシオが、ゴールから30メートルほどの距離からロングシュートを狙う。コース、スピードともに完璧な一撃にGKは一歩も動けずゴール右上に突き刺さった。
攻撃の手を緩めないスペインはまたしてもリードを拡げる。34分に左サイドのガヤが上げたクロスが相手DFの手に当たりPKを獲得。キャプテンを務めるジェラール・デウロフェウがきっちり決め、試合を決定付ける3点目を獲得した。
後半に入っても勢いの止まらないスペインは54分に4点目。アセンシオがペナルティーエリアに進入し、ワンフェイクを入れて放ったシュートが相手DFの足に当たり、ゴール。この日2点目を決めた。
一矢報いたいマケドニアは57分にこの日最大のチャンスを迎える。ショートコーナーの流れから遠いサイドにいたバブンスキーにボールが渡る。主将を務めるバブンスキーがイレクトでボレーシュートを狙うが、惜しくもバーに弾かれた。
試合の最後を飾ったのは“あの男”だった。アセンシオが右サイドから長距離のドリブルを敢行。中央に切り込むと左足を一閃、ゴール右上に突き刺してハットトリックを達成。UEFAによると史上5人目のU-21欧州選手権でのハットトリック達成者になった。
試合はそのまま5-0で終了。スペイン代表が初戦を白星で飾った。
次節、20日にスペイン代表はポルトガル代表と、マケドニア代表はセルビア代表と対戦する。
【得点者】
1-0 10分 サウール・ニゲス
2-0 16分 マルコ・アセンシオ
3-0 35分 ジェラール・デウロフェウ
4-0 54分 マルコ・アセンシオ
5-0 72分 マルコ・アセンシオ
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト