ヘンテコな靴を履き続けるブースロイド監督 [写真]=The FA via Getty Images
U-21欧州選手権を戦うU-21イングランド代表を率いるエイディ・ブースロイド監督は少し変わった靴を履いている。その靴に込められた若手選手たちへの思いを、イギリス紙『テレグラフ』が21日に伝えている。
若手選手の登竜門とも言われるU-21欧州選手権で、イングランド代表を指揮するブースロイド監督。大会のオープニングマッチにもなった初戦のスウェーデン代表戦はスコアレスドローに終わっていた。
「ちょっとしたストレスや重圧が選手に影響を及ぼすことは分かっていたから、少しでも雰囲気が和らぐようにと話のネタになる靴を買おうと決めていたんだ。」
「靴を買ったのはTK Maxx。それを履いて仕事へ向かうとすぐに(サウサンプトン所属のMF)ネイサン・レドモンドが靴を見て『ボス、その靴変だよ』と言った。そこから選手たちはちょっとした息抜きができたんだ。ラッキーシューズ? どうだろうね」
そう語ったブースロイド監督率いるイングランド代表は、監督に“ツッコミ”を入れたレドモンドがマンオブザマッチの活躍を見せ、スロバキア代表相手に2-1での逆転勝利を掴んだ。
1試合を残してグループ首位に立ったブースロイド監督は「ピークを早くもっていきたくないからこういう計画をしていたと言ったら嘘になるね。ようやくやり方がわかってきたというのが正直なところだ。もちろん幸運もあったけど、これまでの過程に満足している。この調子で成長していければ最後まで勝ち抜ける可能性もあるだろう。あの靴? もし次も勝ったら毎日履くことにするかもね」と語った。
U-21イングランド代表は22日に開催国のU-21ポーランド代表とグループリーグ最終節を戦う。
By サッカーキング編集部
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