値千金の決勝点を挙げたアンドラ代表DFマルク・バレス(写真は3月のアイスランド戦)[写真]=Getty Images
アンドラ代表がEURO予選で悲願の初勝利を収めた。11日にホームで行われたEURO2020予選でモルドバ代表に1-0で勝利した。
アンドラは、フランスとスペインの間にある人口約7万7000人の小国で、1996年にFIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟した。最初の公式戦は、1998年9月5日に行われたEURO2000予選のアルメニア戦で、1-3で敗れていた。そこからEURO予選では56連敗を喫していたが、57試合目で初白星を飾った。
試合は55分にモルドバのMFラドゥ・ジンサリが2枚目のイエローカードを受けて退場となると、数的優位のアンドラは63分に右CKでマルク・バレスがヘディングシュートを叩き込んで先制。ボールポゼッション36パーセントと相手に苦しめられたが、今予選でのチーム初ゴールが決勝点となり、1-0の歴史的勝利を収めた。
現在FIFAランキング139位のアンドラにとって公式戦では3勝目となった。2004年10月13日に行われたドイツ・ワールドカップ欧州予選でマケドニア代表に1-0で初勝利。その13年後、2017年9月6日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選でハンガリー代表に1-0で勝利して、2勝目を挙げてた。なお、1996年以降の親善試合を含めても7勝目となった。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト