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人種差別を受けたイングランド代表DFミングス「次はピッチを去るかも」

2019.10.17

イングランド代表のタイロン・ミングス [写真]=Getty Images

 EURO2020予選で人種差別を受けたイングランド代表DFタイロン・ミングス(アストン・ヴィラ)が心境を語った。

 イングランドは14日に予選第8節でブルガリア代表と対戦。6-0の快勝を収めたが、試合中に一部の観客席からミングスとFWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)に向けて人種差別行為があった。

 ミングスは「間違いなく、ピッチから去ることが頭をよぎった」とコメント。実際に試合続行を拒否する選択肢もあったようで、「僕たちはハーフタイムに話し合った。プレーを続けたいのか、止めたいのかをね」と明かした。

 それでも「全員で続行を決めた」というイングランド代表は後半もピッチに立ち、ミングス自身も「その感情をパフォーマンスに変えたんだ」と気持ちを切り替えてプレーした。ただ、「協議が続いていることは重要だが、同じことがまた起きれば次の段階に進み、ピッチを去るかも知れない」と本音を述べている。

By サッカーキング編集部

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