フィンランドがリヒテンシュタインに快勝しEURO初出場を決めた [写真]=Getty Images
EURO2020予選のグループJ第9節が15日に行われ、フィンランド代表とリヒテンシュタイン代表が対戦した。
フィンランドは勝利すれば、初のEURO本戦出場が決まる大事な一戦。試合は21分、テーム・プッキがペナルティエリア前をドリブルで切り込んだが、シュート前に相手選手にカットされる。それでも、エリア左へ流れたボールをヤッセ・トゥオミネンが押し込んで、フィンランドが幸先よく先制に成功した。
その後も主導権を握ったフィンランドは63分、ピュリュ・ソイリが左サイドからドリブルでエリア左へ突破すると、相手選手に倒されてPKを獲得。64分、このPKをプッキがゴール左隅に突き刺して追加点を決めた。
さらに75分、プッキが味方の絶妙なスルーパスでエリア内へ抜け出し、GKもかわしてシュート。これは相手DFにブロックされたが、自らこぼれ球を押し込んで勝負を決める3点目を挙げた。
試合はこのままタイムアップを迎えて、フィンランドが快勝。1試合を残してグループJ2位が確定し、悲願のEURO初出場が決定した。これにはホームのファンがピッチになだれ込み、スタジアムは歓喜に包まれた。なお、フィンランドは通算34カ国目となるEURO出場で、同代表史上初の主要国際トーナメントへの出場権を獲得した。
次節は18日に行われ、フィンランドはアウェイでギリシャ代表と、リヒテンシュタインはホームでボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表と対戦する。
【スコア】
フィンランド代表 3-0 リヒテンシュタイン代表
【得点者】
1-0 21分 ヤッセ・トゥオミネン(フィンランド)
2-0 64分 テーム・プッキ(PK/フィンランド)
3-0 75分 テーム・プッキ(フィンランド)
By サッカーキング編集部
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