ベンゼマが代表復帰か [写真]=Getty Images
レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、5年半ぶりの代表復帰を果たす見込みだ。18日、フランス紙『ル・パリジャン』などが報じた。
ベンゼマは2015年秋、フランス代表のチームメイトだったMFマテュー・ヴァルブエナ(現オリンピアコス)を“セックステープ”をもとに恐喝した事件に関与したとして、フランスの警察当局に逮捕されたことがある。事件を受け、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督はベンゼマを“レ・ブルー”(代表の愛称)から追放。以降、同監督は一度もベンゼマを代表に招集していない。
しかし、開幕まで残り3週間となったEURO2020で、ベンゼマは代表復帰を果たすことになったようだ。『ル・パリジャン』は、「レアル・マドリードのストライカーはEUROのメンバー26名に含まれるだろう。仮説は17日の日中に具現化し、夜になってさらに強化され、18日にはほぼ確実なものとなった」と伝えている。
デシャン監督は現地時間18日20時(日本時間19日3時)頃に、EURO2020に参加する26名のメンバーを発表する予定だ。
現在33歳のベンゼマは今季、公式戦45試合の出場で29ゴール8アシストを記録。レアル・マドリードの攻撃をけん引し、チームをリーガ・エスパニョーラの優勝争いとチャンピオンズリーグ準決勝進出に導いた。フランス代表では2007年3月にA代表デビューを飾り、ここまで81キャップと27ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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