ベルギー代表のアザール [写真]=Getty Images
ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督が同代表のFWエデン・アザールについて語った。26日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
ここ2シーズン、所属するレアル・マドリードで度重なるケガに悩まされていたアザールだったが、22日に行われたEURO2020グループB第3節フィンランド戦で、実に2019年11月以来となるフル出場を果たした。そしてマルティネス監督は、この“背番号10”の本格的な戦列復帰を心待ちにしていたようだ。27日に迎えるラウンド16ポルトガル戦を前に、同監督は以下のように語っている。
「正直言って、私は彼のことを心配していた。なぜなら、サッカーを楽しんでいなかったからね」
「今の彼の体はこれまでの15年間のようには反応しないし、当然それは難しいことでもある。もしケガをしやすい選手であれば、いつ壊れてもおかしくない体に慣れてしまうだろう。しかし、それはエデンではない」
「本当に長い間、待っていたよ。今年の3月にケガをした彼を見た時、私は悲しくて落ち込んだ。しかしフィンランド戦では、久しぶりにサッカーを楽しんでいる幸せそうなエデンを見られた。彼が幸せであれば、我々はより良いチームになると思っているよ」
約1年半ぶりとなるフル出場を果たしたアザールは、果たしてチームをポルトガル戦の勝利とラウンド8に進出に導けるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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