去就が注目されるデシャン監督 [写真]=Getty Images
EURO2020でフランス代表を率いたディディエ・デシャン監督の去就に注目が集まっている。29日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
デシャン監督の下、FIFAロシアワールドカップ2018で優勝を飾ったフランス代表。EURO2020でも優勝候補の呼び声が高かった同国代表は、“死の組”Fを1勝2分けで1位通過した。しかし、29日に行われた決勝トーナメント1回戦でスイス代表と対戦したフランス代表は、3-1のリードを守りきることができずPK戦の末に敗退。世界王者が足早に大会を去ることとなった。
この結果を受けてフランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長は、デシャン監督の去就について口を開いた。ル・グラエ氏は「(EUROでの)目標は達成されていないが、これまでにも多くの目標が達成されてきた」と、デシャン監督がこれまでに築いてきた功績を称えた。しかし「常に物事を視野に入れなければならない。彼がパリにいるときに電話をして、来週か再来週には会って話をすることになるだろう」と、進退についての話し合いを行うことを明言した。
また、ル・グラエ氏は「デシャンとは、一緒に楽しい一日を過ごし、話をして、一日の終わりには決断を下すことになるだろう 」とコメント。「私は、人生において、その場で決断してはいけないことを学んだんだ。何が起こったかを話し合う」と慎重に話し合いを進めると語った。
By サッカーキング編集部
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