ここまで全試合に出場しているボヌッチ [写真]=Getty Images
イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)が、6日に行われるEURO2020準決勝スペイン代表戦を前に胸中を明かした。5日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。
EURO2020グループAを全勝の1位で通過を果たしたイタリア代表は、決勝トーナメント1回戦でオーストリア代表と対戦し延長戦の末に2-1で勝利。2日に行われた準々決勝のベルギー代表戦では31分にMFニコロ・バレッラ(インテル)、44分にはFWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)が挙げた2点のリードを守り抜き準決勝に駒を進めた。
ここまで全試合に出場を果たしているボヌッチはユヴェントスでともにプレーし、スペイン代表FWとして今大会2得点を挙げているアルバロ・モラタについて「彼は友人であり、懐の大きい人間であり、偉大な父親であり、偉大なストライカーであり、世界最高のフォワードの一人である」とコメント。続けて「準決勝では大きな緊張感があり、僕たちは集中しなければならない。幸いなことに、彼はクラブで僕と一緒にプレーしているんだ」と警戒を怠らないことを口にした。
また、ボヌッチは自身も出場したEURO2012の決勝でスペイン代表に敗れたことについて「決勝戦では、自分たちのアイデアを発揮できず、エネルギーもなかった。苦い思い出だ。結果としても妥当だった」と悔しさを滲ませた。しかし「(今は)あのときとは状況が違っているし、今回はまったく違う試合になる。モラタとダニ・オルモのスピードは厄介だから、高い位置でボールを奪い返さないといけない」と雪辱を果たすことを誓った。
By サッカーキング編集部
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