5協会がEURO2028を共同で招致へ [写真]=Getty Images
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランドの各サッカー協会は7日、2028年のEURO開催を共同で招致することを発表した。
イギリスとアイルランドは元々、2030年のFIFAワールドカップを共同開催することに興味を示していた。しかし、「主要な国際大会の開催に伴う経済的影響や政治情勢、予想されるコスト」などを分析し、EURO2028の招致活動に専念することで5つの協会は合意。2030年のW杯の招致活動には参加しないことを決定した。
声明では「EUROの開催も(W杯と)同様の投資対効果をもたらしますが、欧州大会はコストがはるかに低く、より早くその効果を実感できる可能性があります」とEURO2028の招致に注力する理由が説明されている。
EURRO2028は現在の「24」から「32」に参加国数が拡大されると予想されており、イギリス&アイルランドの5協会のほかにも、トルコなどが開催を目指している。立候補した連盟は2022年4月5日に欧州サッカー連盟(UEFA)より発表され、開催地は2023年9月に決定する予定だ。
一方、有力な候補が撤退した2030年のW杯の招致活動。欧州ではスペインとポルトガルが共同での立候補に意欲を示し、南米ではウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、チリが共催に向けての動きを見せている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト