自身の去就について語ったナチョ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが、25日から行われるEURO2024予選を前にした記者会見で自身の去就について語った。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
レアル・マドリード一筋でキャリアを進め、“ワン・クラブマン“を貫いている33歳のナチョは、今季ここまで公式戦31試合に出場し、ケガ人が続出している守備陣を支えている。また、その活躍が認められ、2018年10月以来となる約4年半ぶりのスペイン代表への復帰を果たしている。しかし、レアル・マドリードとの現行契約が今季限りとなっていることから、同選手の去就には注目が集まっている。
自身の去就についてナチョは「今は全力で楽しんでいるし、最高の瞬間を過ごしていると思う。僕は毎試合プレーできている。レアル・マドリードとの契約を終えることにはなんの意味もない。毎シーズン契約が終わると、クラブ、監督、家族と話し合って決めるんだ。僕は幸せだ。チームと話し合って、全てを解決するつもりだ」と明言は避けたものの、残留の意思をうかがわせた。
続けて「レアル・マドリードを離れることがどんなものなのかわからない。あと何年かという問題ではない。監督からの信頼を得て、良い気分でいられることが大事なんだ。レアル・マドリードより良いところはないと思っている」と改めてクラブへの愛を口にした。
昨年のFIFAワールドカップカタール2022では、ベスト16で姿を消したスペイン代表。大会後、ルイス・エンリケ前監督の退任が発表され、新監督には長年アンダー世代で指揮を執ってきたルイス・デ・ラ・フエンテ監督が就任した。
新監督についてナチョは「とても親密で、とても愛情深い。僕は彼のことを知らなかったが、彼と一緒に仕事ができることは幸運だ。彼は自信と愛情を与えてくれるし、それはとても重要なことだ。彼はここにいる僕たちに大きな自信を与えてくれる。うまくやれると思う」と期待を寄せた。
By サッカーキング編集部
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