代表初ゴールを決めたウォーカー [写真]=Getty Images
イングランド代表DFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)が、同代表で待望の初ゴールを記録した。
ウォーカーは9日に行われたEURO2024予選・第5節のウクライナ代表戦に先発出場し、フル出場。0-1で迎えた41分にはハリー・ケインのロングパスからDFラインの裏へと抜け出し、冷静なコントロールからゴールへと流し込み、貴重な同点弾を挙げた。なお、試合は1-1のドローに終わっている。
この試合唯一の得点を挙げたウォーカーにとってはこれがイングランド代表での77試合出場目にして待望の初ゴール。データサイト『OPTA』によると、初ゴールまでに77試合を要したのは同代表で最長記録になったほか、イングランド代表の男子チームで得点を挙げた450人目の選手となった。
また、33歳104日で代表初ゴールとなったウォーカーは、1923年5月にジェームズ・ムーア氏の34歳10日に次いで、イングランド代表で初ゴールを決めた史上2番目の年長者にもなった。
ウォーカーは試合後、イギリスメディア『チャンネル4』で「ホッとしたよ。母国を代表して、これほどの幸運に恵まれることをずっと頭の中で考えていたが、ようやくそれを達成することができた」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「何年もH(ハリー・ケイン)と一緒にプレーしていて、彼が深い位置に降りて、走り込む選手を見つけるのが好きなことを知っている。ギャップが見えていたんだ。貢献できて嬉しいけど、僕の主な仕事はゴールを止めることだ」
なお、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督はウォーカーについて「彼は非常に素早いウィンガーを抑え、ボールを上手く扱い、ゴールに向けて素晴らしい冷静さも見せた。彼は私たちにとって非常に重要な選手だよ」と賛辞を送っている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト