スペイン代表としてプレーするラミン・ヤマル [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、自身の代表デビュー戦を振り返った。10日、スペイン紙『アス』が「X」(旧Twitter)の同国代表公式アカウントでのコメントを紹介している。
EURO2024予選・グループA第5節が8日に行われ、スペイン代表はジョージア代表と対戦。試合は、終始スペイン代表がジョージア代表を圧倒し、アルバロ・モラタのハットトリックを含む7-1で大勝を収めた。44分からは、今回が代表初招集となったヤマルが途中出場でピッチに送り込まれ、スペイン代表の最年少出場記録を「16歳57日」に更新。74分にはチームの7点目を奪取し、代表初ゴールもマークした。
ヤマルは、「勝利にも記録にも、全てにとても満足しているし、このまま続けていきたい」と述べ、「いつかはこの瞬間が訪れるかもしれないと思っていたけど、こんなに早く、そして全てがうまくいくとは思っていなかった。とても幸せだ」と、想定外の出来事を喜んでいた。
また、「代表デビューはずっと夢見てきたことで、そのためには完璧なタイミングだった。監督からは、マルコ(アセンシオ)とダニ(オルモ)が負傷しているから落ち着いて行け、ウォーミングアップをしっかりしろ、後半は力強く前に出ていけ、と言われた」とルイス・デ・ラ・フエンテ監督とのやり取りを明かしつつ、「ゴールはニコ(ウィリアムズ)の完璧なプレーだった。僕にシュートを打つように託してくれたから、魂を込めて打つことができた」とチームメイトに感謝を示した。
さらに、デビュー戦のユニフォームを両親にプレゼントする予定であると告白。「父と母への記念品だね。たくさん保存してあるけど、このユニフォームは特別だよ。ここから多くの試合やタイトルを獲得して、ゴールなどで代表チームに貢献していきたいと思っている。どんな形でも、自分のできることをやっていきたい」と今後のさらなる活躍を誓った。
By サッカーキング編集部
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