解任されたサントス監督 [写真]=Getty Images
ポーランドサッカー協会(PZPN)は13日、ポルトガル人指揮官フェルナンド・サントス監督を解任したことを発表した。
FIFAワールドカップカタール2022でラウンド16敗退に終わったポーランド代表は、2022年1月からチームを率いていたチェスワフ・ミフニェヴィチ監督が同年12月末の契約満了をもって退任。後任として今年1月にサントス監督を招へいしたが、EURO予選で成績が振るわず。10日に行われたアルバニア代表戦に0-2で敗れたことで、5試合終了時点で2勝3敗で4位に転落したことから、解任となった。
解任が決定したことを受け、ポーランドサッカー協会のツェザリー・クレシャ会長は公式サイトで「私たちの代表チームで働いてくれたサントス監督に感謝したい。彼の次のスポーツでの挑戦で成功することを祈っている。新しい監督の選出がPZPNの優先事項となった。決まり次第すぐに発表する」と声明を発表した。
また、サントス監督は「私たちの関係はここで終わるが、私はポーランド代表チームを率いたことに感謝している。ここに住んでいる間、私を温かく迎え入れてくれたポーランドとその国民の人たちの幸運を祈っている」とコメントしている。
現在68歳のサントス氏は、ポルト、スポルティング、ベンフィカ、AEKアテネ、パナシナイコス、PAOKなど、ポルトガルとギリシャの強豪クラブで監督を歴任。2010年夏から2014年夏にかけては、ギリシャ代表を率いた。
2014年9月、ポルトガル代表の監督に就任。EURO2016制覇を達成し、2018-19シーズンのUEFAネーションズリーグ優勝にも導いた。カタールW杯では16年ぶりとなる準々決勝進出を果たしたものの、モロッコ代表に敗れてベスト8敗退。ポルトガルサッカー連盟との契約はEURO2024まで残っていたが、カタールW杯終了後に退任した。その後、ポーランド代表監督に就任したが、わずか8カ月での解任となった。
By サッカーキング編集部
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