スペイン代表に追加招集された(左)ファティと(右)サラゴサ [写真]=Getty Images
スペインサッカー連盟(RFEF)は8日、同国代表のメンバー変更を発表した。
現在開催中のEURO2024予選でグループAに入ったスペイン代表は、ここまで4試合を消化し3勝1敗・勝ち点「6」の2位につけており、1試合消化の多い首位スコットランド代表に「6」ポイント差をつけられている。今月のインターナショナルウィークでは、12日にスコットランド代表との直接対決、15日に3位ノルウェー代表との対戦が控えており、予選の今後を占う重要な2試合に臨むこととなっている。
現地時間6日に2連戦に臨むメンバー24名を発表したスペイン代表だが、左右のウイング(WG)を主戦場とするジェレミ・ピノ(ビジャレアル)が8日に行われたラ・リーガ第9節ラス・パルマス戦でハムストリングを負傷。今回の代表活動を離脱することが決定した。これを受け、RFEFはFWアンス・ファティ(ブライトン/イングランド)とFWブライアン・サラゴサ(グラナダ)を追加招集したことを発表している。
現在20歳のファティはバルセロナの下部組織出身で、2019年8月にわずか16歳298日にしてプロデビューを飾った。デビュー初年度に公式戦33試合の出場で8ゴールをマークするなど存在感を放つと、2021-22シーズンからは背番号「10番」を着用。しかし、近年は度重なる負傷離脱の影響もあり、チーム内での序列が低下し、今夏にはブライトンへレンタルで放出された。新天地ではここまで公式戦7試合に出場し1ゴールを記録。スペイン代表では国際Aマッチ9試合の出場で2ゴール1アシストという成績を残している。
また、現在22歳のサラゴサはグラナダの下部組織出身で昨年夏にトップチームへ昇格。昨シーズンはラ・リーガ2部で34試合に出場し5ゴールをマークするなど、チームの1部昇格に大きく貢献した。今シーズンはここまでラ・リーガ9試合に出場し5ゴール1アシストをマーク。現地時間8日に行われた第9節では、バルセロナ相手に2ゴールを挙げる活躍を見せた。なお、同選手はスペイン代表初招集となっている。
By サッカーキング編集部
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