イングランド代表のワトキンス [写真]=Getty Images
イングランド代表FWオリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)の今後に、注目が集まっているようだ。13日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
同日にオーストラリア代表との国際親善試合を迎えたイングランド代表は、59分にワトキンスが挙げた先制点が決勝点となり1-0で勝利を収めた。563試合ぶりの代表戦に出場しゴールを決めたワトキンスは、試合後のインタビューに応じた際に「この時を待ちわびていた」と語ると、「代表に招集されるまで長い間待っていた。楽しみにしていたし、この機会を逃すつもりはなかったよ」と喜びを示した。
この活躍に、同メディアは今後のイングランド代表におけるFWのメンバー争いに注目。ハリー・ケイン(バイエルン)を絶対的な存在として、そのエースに次ぐ“2番手争い”にワトキンスが名乗りを上げたと報じた。これまで同代表では、マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、カラム・ウィルソン(ニューカッスル)、エディ・エンケティア(アーセナル)らがプレーしており、メンバー争いがさらに熾烈を極めることを予想している。
また、元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏はワトキンスについて「ケインにプレッシャーをかけるための全てを持っている。パワフルで強力で速く、それはディフェンダーたちが怖がるものだ」と高評価。「彼は今までで一番良くプレーしていると言えるだろう。力強く自信に満ちている。ボールを持つのも上手くなり、走り込むのも得意だ。そして、彼は絶え間なくプレーしているね」と今後の活躍に期待を示した。
現在27歳のワトキンスは、ウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ヴィラで、今シーズンここまでプレミアリーグ8試合出場4得点を記録。開幕当初から好調を維持しており、イングランド代表に選出されていた。
By サッカーキング編集部
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