ヘンダーソン(右)へのブーイングについて言及したマグワイア(左)[写真]=Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアが、同国代表の一部サポーターについて言及した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
13日にオーストラリア代表との親善試合を行ったイングランド代表。試合は1-0でイングランド代表が勝利を収めたものの、先発出場を果たしたジョーダン・ヘンダーソンが後半途中にピッチから退く際、サポーターからブーイングを浴び話題となっていた。この事態に、同国代表を率いるガレス・サウスゲート監督は、「本当に理解できない」と苦言を呈している。
そんななか、17日にイングランド代表はEURO2024予選第8節のイタリア代表戦を迎え、3-1で勝利し本大会への出場権を獲得。しかし、70分にヘンダーソンがピッチに送られると、再び一部サポーターからブーイングを浴びることとなってしまった。
一連の問題にマグワイアは、「まともなイングランドサポーターは、選手にブーイングなどしない」とコメント。「プレーに人生を捧げ、この国に素晴らしい記憶を残し、本人や家族にとって特別な時間を過ごすために全力を尽くしている選手にブーイングしてはいけない」とサポーターに呼びかけた。
オーストラリア戦後には、「イングランド代表としてここにいる時は何も変わらない。僕は全力を尽くす。もちろん残念だけど、ここでやることは変わらない。プレーし続け、戦い続け、チームが成功するように助けていきたい」とブーイングに動じない姿勢を強調していたヘンダーソン。次戦に同選手が出場した際、果たしてサポーターはどのようなリアクションを見せるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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