EURO2024予選第9節の9試合が16日に各地で行われた。
EURO2024予選第9節の9試合が16日に各地で行われた。
グループAでは、首位のスペインと最下位に沈むキプロスが対戦。すでに本大会出場を決めているスペインは、ラミン・ヤマルのゴールを皮切りに、前半だけで3得点を奪取。最終的に3-1で勝利を収めたものの、1ゴール1アシストを記録したミケル・オヤルサバルが38分に負傷交代となってしまった。また、同じく本大会出場を確定させているスコットランドは、敵地でジョージアと対戦し、後半アディショナルタイムの得点により、2-2のドローに持ち込んだ。
ベルギーとオーストリアの本大会出場が決まっているグループFでは、アゼルバイジャンとスウェーデンが対戦。3分、6分と立て続けにネットを揺らしたアゼルバイジャンが、試合終了間際の89分にも追加点を奪い、スウェーデンに大勝を収めた。エストニアとのアウェイ戦に臨んだオーストリアは、26分にコンラート・ライマーのゴールで先制に成功すると、40分にもミヒャエル・グレゴリッチュが2点目を奪い、2-0で勝利。1試合多いものの、ベルギーを抜いて暫定首位に浮上した。
グループGでは、首位のハンガリーが最下位のブルガリアと敵地で対戦した。先制点を奪ったハンガリーだったが、24分に追いつかれると79分にはキリル・デスポドフにPKを決められ逆転を許してしまう。しかし、後半アディショナルタイムのオウンゴールによって2-2のドローとなり、ハンガリーが本大会の切符を手に入れた。2位通過に向け勝つしかないモンテネグロは、ホームでリトアニアを迎え撃った。開始早々の3分に先制したモンテネグロは、48分にもステヴァン・ヨヴェティッチが貴重な追加点を奪って勝利。2位のセルビアから勝ち点「2」差に迫り、最終戦に望みを繋いだ。
グループJでは、現在8連勝中のポルトガルがリヒテンシュタインと対戦。本大会出場を決めているポルトガルだったが主力選手を軒並み起用すると、数多くの決定機を作り出し、リヒテンシュタインを圧倒。47分にクリスティアーノ・ロナウドが3戦連発弾を決めると、57分にもジョアン・カンセロがゴールを決めて9連勝を飾った。2位通過には勝利が必須となっていたルクセンブルクは、エースであるジェルソン・ロドリゲスの得点を含む4-1でボスニア・ヘルツェゴビナを粉砕した。勝てば突破が決まるスロバキアは、ホームでアイスランドと対戦。リードを奪われる展開のなか、30分にユライ・クツカが同点弾を挙げると、6分後にはオンドレイ・ドゥダのPKで逆転に成功。後半にはルカーシュ・ハラスリーンが2得点を奪うと、4-2で勝利を収め、本大会出場を決めた。
16日の結果により、新たにハンガリーとスロバキアの本大会出場が確定した。
今節の試合結果と順位表は下記の通り。
■試合結果
▼グループA
キプロス代表 1-3 スペイン代表
ジョージア代表 2-2 スコットランド代表
▼グループF
アゼルバイジャン代表 3-0 スウェーデン代表
エストニア代表 0-2 オーストリア代表
▼グループG
ブルガリア代表 2-2 ハンガリー代表
モンテネグロ代表 2-0 リトアニア代表
▼グループJ
リヒテンシュタイン代表 0-2 ポルトガル代表
ルクセンブルク代表 4-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
スロバキア代表 4-2 アイスランド代表
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
▼グループA
1位 スペイン(18/+18)
2位 スコットランド(16/+9)
3位 ノルウェー(10/+2)
4位 ジョージア(8/-4)
5位 キプロス(0/-25)
※全チームが7試合消化
▼グループF
1位 オーストリア(19/+10)※8試合消化
2位 ベルギー(17/+13)※7試合消化
3位 スウェーデン(7/0)※7試合消化
4位 アゼルバイジャン(7/-5)※7試合消化
5位 エストニア(1/-18)※7試合消化
▼グループG
1位 ハンガリー(15/+7)※7試合消化
2位 セルビア(13/+6)※7試合消化
3位 モンテネグロ(11/0)※7試合消化
4位 リトアニア(6/-6)※8試合消化
5位 ブルガリア(3/-7)※7試合消化
▼グループJ
1位 ポルトガル(27/+32)
2位 スロバキア(19/+8)
3位 ルクセンブルク(14/-7)
4位 アイスランド(10/+3)
5位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(9/-10)
6位 リヒテンシュタイン(0/-26)
※全チームが9試合消化
By サッカーキング編集部
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