落選の憂き目に遭ったグリーリッシュ [写真]=Getty Images
EURO2024に臨むイングランド代表の最終メンバー26名からFWジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)が選外となったことについて、同選手の周囲の選手にも動揺が広がっている模様だ。
イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は6日、EURO2024に臨む同国代表の最終メンバー26名を発表。事前に発表されていた33名の候補選手の中からDFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、MFカーティス・ジョーンズ(リヴァプール)、MFジェームズ・マディソン(トッテナム)らとともに、グリーリッシュも落選した。
6日、イギリス紙『テレグラフ』は「サウスゲートによって下されたグリーリッシュ落選という決断は、イングランド代表陣営内で最も大きな驚きと反応を引き起こした」と報道。具体的な選手名こそ挙げられていないものの、『テレグラフ』によると“ベテラン選手”の1人がサウスゲート監督とコンタクトを取り、落選理由について説明を求めたという。最終的にベテラン選手は指揮官の決断を理解し、チームメイトに説明しようと試みたようだが、他の多くの選手たちはグリーリッシュを擁護したとみられる。
なお、グリーリッシュ本人も代表落選の一報を受けて驚き、動揺していた模様。数人のチームメイトは同様に驚きながらも、グリーリッシュの部屋を訪ねて慰めたようだ。
『テレグラフ』は「いかなる口論や対立もなかった」としながらも、「選手たちの反応から、グリーリッシュ落選でチーム内に強い感情が生じ、ほとんどの選手を動揺させた」と伝えている。
By サッカーキング編集部
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