かつてフェイスガードを着用してプレーしていたセスク氏(写真は2015年4月のもの) [写真]=Getty Images
元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏が、鼻を骨折したフランス代表FWキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン→レアル・マドリード/スペイン)はフェイスガードを着用すればプレー可能であるとの見解を示した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
エンバペは17日に行われたEURO2024・グループD第1節のオーストリア代表戦終盤にセットプレーの競り合いのなかで、顔面を激しく強打してしまい、試合後の検査の結果、鼻を骨折してしまったことが明らかになった。なお、手術の必要性はなかったものの、21日に控えるオランダ代表との第2節に出場できるかは不透明となっており、状態には注目が集まっている。
そんななか、かつてチェルシー在籍時にフェイスガードを着用して試合に出場していたセスク氏が、鼻を骨折した直後にクラブの医師とともにイタリアへと渡り、36時間以内にはフェイスガードを装着していたという経験を明かした。
「とても早かった。彼らは顔の計測とフィッティングをしてくれて、数時間後には試着をしていた。フィット感は抜群で数回のトレーニングの後にはすぐにプレーに取り組めたから、装着はとても早くて快適だったよ」
この経験からセスク氏は「少し不快な部分はあるけど、少し練習して数試合プレーすれば問題はないと思う。素晴らしいことだとは言えないけど、プレーが悪くなることはないし、言い訳にはならないね」とエンバペが次戦にプレーすることは可能だと断言した。
なお、フランスサッカー連盟(FFF)は19日にエンバペの最新情報を発表することを明らかにしているが、果たして同選手はオランダ代表戦に出場することができるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト