オランダ代表でキャプテンを務めるファン・ダイク [写真]=Getty Images
オランダ代表のキャプテンとしてEURO2024を戦うDFフィルジル・ファン・ダイクが、一部のファンやメディアによる批判について言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
グループDを1勝1分1敗の3位で突破し、なんとか決勝トーナメントへの進出を決めたオランダ代表。1988年大会以来2度目の優勝に向け大きな期待を集めながら開幕を迎えた“オレンジ軍団”だったが、ここまでは本来のパフォーマンスを発揮できていない。第3節オーストリア代表戦での敗戦後には、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏から、「恥ずべきパフォーマンス」と酷評されるなど、少なくない批判がチームに集まった。
そんななか、ファン・ダイクはチームへのバッシングについて、「批判を受けるのは理解している」とコメント。「全体的にもっと良くできるはずだし、そうあるべきだ。僕たちは自分たちを過大評価しているのかもしれない」と厳しい言葉を自らに向けている。
一方で、「オーストリア戦の敗戦後、沢山のことを議論しなければならなかったし、沢山のことを分析しなければならなかった」と改善への取り組みが行われたことを強調。続けて、「うまくいかなかったのは戦術の問題ではない。それは勝利への意欲の問題だった」と見解を示し、「だから僕たちはその点について厳しい言葉で話し合った」と明かした。
By サッカーキング編集部
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