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延長戦で痛恨のPK失敗…試合中に涙を流したC・ロナウド「どんなに強い人にも悪い日はある」

2024.07.02

涙を流すC・ロナウド [写真]=Getty Images

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドアル・ナスル/サウジアラビア)が、スロベニア代表戦を振り返った。7月1日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

 EURO2024・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が行われ、ポルトガル代表スロベニア代表が対戦した。試合は、序盤から支配率を高めるポルトガル代表が何度も相手ゴールに迫るが、スロベニア代表もGKヤン・オブラクを中心とした守備陣が奮闘し、スコアレスのまま勝負は延長戦に突入。105分にはC・ロナウドによるPK失敗があったものの、最終的にPK戦でスロベニア代表を下し、ポルトガル代表が準々決勝へと駒を進めた。

 ここまで今大会で無得点が続くC・ロナウド。この試合でも、延長前半終了間際にPKキッカーの大役を任されたが、ゴール右隅を狙ったキックはコースを読み切ったスロベニア代表GKヤン・オブラクにセーブされてしまった。それでも、PK戦では1番手のキッカーとして登場し、無事にキックを成功。守護神を務めるディオゴ・コスタが“3本連続ストップ”の離れ業を披露したこともあり、なんとかポルトガル代表が勝ち抜きを決めている。

 PK失敗直後には、目に涙を浮かべていたC・ロナウドだったが、「どんなに強い人にも悪い日はある」とコメントしながら試合を回想。「チームが僕を最も必要としていたとき、僕はどん底にいた」と悔しさを口にしつつ、再び涙を流した。

 また、「最初は悲しみ、最後は喜び。サッカーとはそういうものだ。説明できない瞬間で、悲しみと喜びを同時に感じている」と心境を明かした一方、「しかし、大事なのは楽しむことだ。チームは素晴らしい仕事をした。僕たちは最後まで戦ったし、僕たちの方が上回っていたのだから、勝利に値したと思う」と手応えを述べている。

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By サッカーキング編集部

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