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オランダを4大会ぶりの8強に導いた1G1A! FWガクポ「僕たちは今、自分たちの思い出を作ろうとしている」

2024.07.03

ルーマニア戦で1ゴール1アシストのFWガクポ [写真]=Getty Images

 オランダ代表のFWコーディ・ガクポリヴァプール/イングランド)が、2日のEURO2024・ラウンド16のルーマニア戦を振り返った。同日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 最終節での敗戦により、辛くも3位通過となったオランダ代表は、2日に行われたラウンド16でルーマニア代表と対戦した。試合序盤こそ相手に気圧されたものの、20分にFWコーディ・ガクポがカットインからの強烈な一撃を叩き込むと、先制した後は主導権を握ることに成功。83分にはガクポがタッチライン際での攻防を制し、追加点をアシストする。後半アディショナルタイムにも1点を加え、3-0の勝利を収めたオランダ代表は、4大会ぶりのラウンド8進出を決めた。

 今大会3得点目を挙げたガクポ。1ゴール1アシストの活躍で、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された同選手は「理学療法士は、僕が先制点を決めると言っていた。だから、(ゴールを決めた時に)彼の方に走って行ったんだ」と告白。続けて「全体的に、とても良い試合だったね。相手が強敵であることは分かっていたから、戦う準備ができていたのが大きい。スタジアムのファンも素晴らしかったし、それが助けにもなって、ゴールを決めることができた」と試合を振り返った。

 EURO優勝を筆頭に、これまでに何度も好成績を収めてきたオランダ代表だが、ここ数大会は結果を残せないでいた。8強入りが2008年大会以来、4強入りともなれば2004年大会以来となる中、ガクポは「2004年の記憶はないけど、2008年は覚えている。2012年は僕らにとって良い大会ではなかったけど、その後のワールドカップは本当に素晴らしかった」と前置きしつつ、「チームでここまで辿り着いた。僕たちは今、自分たちの思い出を作ろうとしているんだ。今日は、小さな主張を示すことが重要だったよ」と新たな歴史を作ることに意欲を燃やしている。

 アンドレイ・アルシャヴィンを擁した“ダークホース”のロシア代表に喰われた16年前。あれ以来となるEUROのラウンド8に戻ってきたオランダ代表の次なる対戦相手は、快進撃の予感が漂うトルコ代表だが、優勝経験国の威厳を示すことができるのだろうか。

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By サッカーキング編集部

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