敗戦後に悔し涙を流すぺぺ[写真]=Getty Images
ポルトガル代表としてEURO2024を戦ったDFぺぺが、フランス代表戦を振り返った。5日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
EURO2024・準々決勝が5日に行われ、ポルトガル代表とフランス代表が対戦した。開始序盤から緊張感のある展開が続いた一戦は、互いに複数の決定機を迎えたものの決め切れず延長戦へと突入。それでもスコアは動かずに決着はPK戦へと委ねられ、フランス代表が全員成功した一方、ポルトガル代表は3番手のキッカーを務めたジョアン・フェリックスが失敗したことにより、準々決勝敗退が決まった。
41歳となって臨んだ今大会では、グループステージ初戦からEURO最年長出場&勝利記録を塗り替えたぺぺ。しかし、8年ぶりの欧州制覇を目指したチームは、残念ながら準々決勝で姿を消すことに。試合を振り返ったペペは、「僕たちのパフォーマンス、チームが見せたものに対して言葉を見つけるのは難しい。あの出来なら、もっと違う結果になってもおかしくなかった」と発言。「残念ながらそれがサッカーだ。4日前はスロベニアに勝ったからみんな喜んでいたけど、今日は悲しいよ」と悔しさを口にしている。
一方、「チームメイトを称えたい。彼らは懸命に戦い、監督に言われたことをよくやった。得点のチャンスはあったし、試合運びも賢明だった」と仲間を称賛した。
また、イギリスメディア『BBC』はポルトガル代表を率いるロベルト・マルティネス監督のコメントを掲載。試合後のペペの姿について、「彼の涙は悔しさの表れだ」と述べつつ、「ペペはポルトガルサッカーの模範だ。今夜、そしてこの大会で彼が成し遂げたことは、次の世代にも語り継がれるだろう」と同選手の功績を強調している。
By サッカーキング編集部
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